走るとスネが痛い!シンスプリント
もくじ
シンスプリント
諏訪市|はやし鍼灸整骨院
Nくんの場合
陸上部のNくん高校2年生(16歳)
中距離の選手です。
シンスプリント
走ることが多いスポーツをしている人に多く、脛骨(けいこつ)というスネの骨に沿って痛みが出ます。スネの内側に痛みが出ることが多いですが、外側に出ることもあります。特に足の指や足首を動かすための筋肉が付く脛骨の下1/3くらいの部位に痛みが強いことが多くみられます。脛骨上に限局的に圧痛や腫れがある場合は疲労骨折が生じている可能性もあるので注意が必要です。
症状
脛骨に沿った痛みがあり、運動時や運動後に痛みが増すケースが多くみられます。症状がひどくなると歩くだけでも痛みや響くような鈍痛が生じることもあります。
シンスプリントの発生メカニズム
図のようにシンスプリントの症状が出る部位には様々なストレスがかかります。
- ランニングやジャンプなどの衝撃
- 足首や脚の指を動かす筋肉が付着する
- 筋肉の収まる区画の圧力
- 脛骨の形状
などの要因に加え、オーバーユース(使いすぎ)によって筋肉や筋膜などに炎症を起こします。
セーバー病の一般的な治療
- 理学療法(リハビリ)
- テーピング
- 湿布
などがあります。そこでシンスプリントの症状を和らげるための方法をご紹介します。
シンスプリントの症状を改善しよう!
※症状に合わせて無理なく行なってください。また、安全性に配慮した内容になりますが、不安や疑問がある場合はかかりつけの専門医に相談の上、行なってください。

症状を改善するために
硬い革靴(学校のローファーなど)で長時間歩いたり、スリッパ型のサンダルなどを普段から履いていると足首や足の指の筋肉を酷使してしまうことにより、シンスプリントの症状が悪化することもあります。普段の靴もできるだけ足に負担がかからないしっかりとフィットした靴を選びましょう。
シンスプリントは1〜2週間安静にしていることで症状は和らぎます。しかしまた練習を再開すると痛みが繰り返し出現してしまうことが多く見受けられます。痛みの原因となる筋肉を見極めた治療が必要になります。
また疲労骨折の可能性も念頭に置きながらあまり痛みが強すぎたり、症状が長引く場合には病院や整形外科の専門医の検査を受けましょう。
はやし鍼灸整骨院ではシンスプリントの症状に対して痛みやハリ感の原因となる筋肉へかかる負担を軽減し、早期に症状を改善し極力スポーツを休止することなくサポートさせていただきます。また思いっきりスポーツが楽しめるよう、一緒に頑張りましょう!
シンスプリント(スネの痛み)でお困りの方に伝えていただけると嬉しいです。
走るとスネが痛い!シンスプリント
はやし鍼灸整骨院|諏訪市スポーツメディカルケア